いにま陶房 暮らしに寄り添う器と出会う

こんにちは、穏やかな4月の午後。
会いたい人に会いに、奈良県吉野の川上村に行ってきました。
阿倍野から近鉄特急に揺られて(本当によく揺れる)1時間あまり。
ゆたかな自然に囲まれた場所に、いにま陶房はありました。

うぐいすの鳴き声が響く、山の中のアトリエ。
ありがちな表現になりますが、都会では味わえない贅沢な時間が流れています。
いにま陶房の裕一郎さん、智子さんご夫婦に、手づくりのベーグルでおもてなしをいただきました。
美味しいランチと、気さくなお二人のお人柄のおかげで、店主の緊張も直にほぐれました*

お二人のアトリエを拝見。
広々としたアトリエに、たくさんの作品が静かに存在感を放っています。

お二人の器を手にしたとき、そのどれもがスッと手に馴染むのが驚きでした。
器を扱うすべての所作のことが、しっかりときめ細かに考えられているのです。

「誰にでも使いやすい器をつくりたい」

シンプルで美しいデザインの器に、お二人の想いを確かに感じることが出来ました。
暮らしに寄り添う器、そんな言葉がぴったりとくる作品です。

近くの山道を智子さんの案内で散歩しました。
久しぶりの山道に直に息を切らす店主二人(笑)
山の中では、シカやサル、フクロウにまで遭遇することがあるそうです。

高台にある”あずまや”から、アトリエ周辺の景色を眺めると、、、、
見渡すかぎりYA・MA!!
もう山と空しかありません◎

この澄んだ山の空気の中でたくさんの話をしました。

川上村や子供たちへの想い。
出会いと繋がりを大切に、自分たちで動くことの大切さ。

暮らす場所は違えど、人や街が抱える問題は大きくは変わらないと感じました。
結局のところ、一人一人が何を想い、行動していくか。
当事者意識を持って暮らしていくことの大切さを再認識させていただいた出会いでした。

いにま陶房の器は6月末頃、So-Raに届く予定です。
どうか楽しみにお待ちください。

いにま陶房のHP
 

2015-04-23 | Posted in 日々のこと、So-Raの根っこ |Tag: , Comments Closed 

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