黒と朱の墨で描かれる、杉本さなえさんの世界
絵と、香りと、アクセサリー、三人の作家が紡ぐ「雨のうた」の世界が大正長屋にひろがっています。表現は違えど、三人の作品からは日常の中にある小さな美しさを見つけたときの嬉しさに似た、優しくも力強いエネルギーを感じさせてくれます。
黒と朱の墨で描かれる、ノスタルジックで異国情緒あふれる世界。
杉本さなえさんのイラスト作品はぜんぶで25点、見応えのある展示となっています。
作品は二階にあがる階段から、つづく二部屋に展示されていますので、さなえさんの作品世界を旅するようにゆっくりとご覧ください。
「ストレスのない絵ですね」
さなえさんの絵を選んでくださった常連のお客さまの言葉が、So-Ra店主にはとてもしっくりと感じられました。
さなえさんの絵は、一言で表現すれば、お部屋に飾りたくなる絵。
搬入後にさなえさんとじっくりお話した時間の中で感じたのは、人や自然や物事と向き合う姿勢に分け隔てのないということ。それが作品にも投影されていて、さなえさんの絵ならではの心地よさに繋がっているように思います。
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既に半数以上の絵は嫁ぎ先が決まっています。
出会いを待つ作品たちの中から、So-Ra店主のお気に入りを紹介します。
◤杉本さなえ 右「わたしの星をあなたにあげましょう」左「わたしの花をあなたにあげましょう」