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春むすび 2015 ありがとう*

春むすび、二日目の様子をちらりと振り返り。
雨にもかかわらず、たくさんのお客さまが足を運んで下さいました。
雨の日の長屋はどこか趣があって、かえってゆっくりと楽しんでもらえた気がします。
春むすびならではの長閑な風景が、あちらこちらで見られました。


カタルテさんの店内はずっとこんな感じで、たくさんのお客さま。
オープンから、閉店間際まで、途切れることがありませんでした。


heiパンを試着するクールガイ。
二日目の方が試着してくれる人が多かった気がします。


moeのバングルは男子にも似合います◎
直感で選んでくれました、嬉しかったな〜


So-Raにもよく遊びに来てくれる女の子。
Little Birdsさんで前髪パッツン♡


WOOSTスタッフ。
店番をしながらお絵描きに没頭してました(笑)


vow’sさんではシベリヤブックスさんのイベントも開催してました。
店主はドイツで出版されたアラーキーの写真集を購入。
シベリヤブックスさん、早くも店主のツボを掴んでくれたみたい。
素敵な写真集すぎて子供には見せれません(笑)

回を重ね、6回目のむすびの市。
まだまだ課題も多いけど、少しづつ成熟してきたかなと思います。
ご来店下さったお客さま、本当にありがとうございました。
So-Raの店舗にも遊びにいらしてくださいね〜
 

2015-03-30 | Posted in 日々のこと、So-Raの根っこ |Tag: , , Comments Closed 

 

「春むすび 2015」 出品商品の紹介

今週末、So-Raは「春むすび」に出店します。
繰り返しになりますが、実店舗はお休みなのでご注意ください。

So-Raは桃ヶ池長屋の右端、器と暮らしの雑貨「カタルテ」さんの一角をお借りします。
ちょんがり帽でお馴染みのheiさん、手織物のqunicoさん、エナジーミールズのWOOSTさんとご一緒させていただきます。

そうそう、今回の春むすびは午前11時スタートです。
お間違いのないようご来店くださいね。

So-Raから、選りすぐりの商品を出品します。
素敵な作品ばかりなので、是非に手に取りじっくりとご覧下さい。


◤ moe 真鍮アクセサリー&羊毛フェルトの帽子 / 4,320〜12,960yen ◢

2月の展示でも好評だった、moeさんの作品。
「さりげなく、日常の中に」をテーマに、日々作品を生み出しています。
繊細な曲線の真鍮アクセサリーはすべて一点ものです。
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◤ Caramel オリジナル帆布のバッグ / 12,960yen〜 ◢

様々なライフスタイルに馴染むシンプルなデザインのバッグ。
強撥水、軽量仕様で、ディリーユースでの使いやすさを追求し作られています。
写真のトートバッグをはじめ3種類のバッグをお持ちします。
Caramel関連記事


◤ Sound Trackのストール / 12,960yen〜 ◢

インドで、熟練の職人により作られるSound Trackのストール。
肌触りがよく、巻き方により表情を変えるデザインも魅力です。


◤ ennhutの小人キャップ&小物など / 540〜3,240yen ◢

ennhut(エンハット)さんはオリジナルのテキスタイルが素敵な、子供服や小物を中心としたブランドです。
ご縁があって、今回の春むすびに参加していただくことになりました。
小人キャップ(可愛い***)、ヘアーバンド、ブローチ、ポーチなど出品します。
ennhutのHP


◤ 植物を吊るす麻ひも・プランツロープ / 3,800yen ◢

So-Ra店主がつくるプランツロープ。
特注オーダーの麻ひもを使用した”植物を吊るす紐”です。
冨士濃造園さんのかっこいい植物と合わせても◎
プランツロープの詳細

他にも小物をイロイロと持っていく予定です。
暖かな春の陽射しの中で、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
 

 

「東京日和」竹中直人監督

写真は12年前の女店主。
古いフィルム一眼レフカメラのPEN Fで撮影しました。

このカメラ、そこそこいいお値段だったのに、直ぐにシャッターが壊れてしまって、男店主が意地になって自力でなんとか修理しました。
その一年後、夫婦二人でアンティークのカメラ屋をはじめることになります。

店舗は持たず、当時はまだ珍しかったオンラインショップに絞ったのが良かったのか、ありがたいことに、直ぐにお店は軌道に乗り、夜遅くまでカメラの修理に明け暮れる毎日でした。
趣味が高じて仕事になった、ラッキーだったなーと今でも思います。
そこからSo-Raにたどり着くまでには、また紆余曲折あるのですが、それはまたいつか。

で、前置きが長くなりましたが、店主が写真にはまるきっかけになったのが竹中直人が監督、主演の「東京日和」という映画です。

とにかく美しくて、センチメンタルな作品です。
今でも予告編を見ただけで泣けちゃうし、大貫妙子の音楽も素晴らしい◎

ストーリーは写真家アラーキーと早逝した奥さんとの私的エッセイを原作にしてますが、ほぼ竹中直人の創作です。
出来るだけ現実的なシーンを排し、夫婦のどこか非日常的な暮らしを描いています。
どのエピソードも素敵ですが、特に雨の中、ピアノのカタチをした大きな石でモーツァルトを連弾するシーンが印象的です。
普段、感情を表に出さない妻が、はじめて生き生きとした表情を見せます。
あれは映画史に残したいくらい美しいシーンだと思う。

現実離れした、美しくも儚さ漂う妻を中山美穂が好演しています。
この人、本当に凄い女優さんだと思うんですが、なんか最近パッとしないですよね。

なにより素敵なのが、ラブストーリーなのに「愛してる」という台詞が一回も出てこないこと。
近くで、浮世離れした妻を見守りつづける夫の眼差しが淡々と描かれるのです。
それは写真を撮る行為にも、とても似ていると思った。
東京日和を見たら、ぜったい大切な人を写真に撮りたくなりますよ。

とにかくこの映画はTUTAYAとかではなかなか見かけないのですが、もう買ってでも見てくれというくらい、全力でオススメします。
写真を撮る人は必ず見るように(笑)よかったら店主のDVD貸します。