Blog
「ラブ・ゼネレーション」早川義夫
今から22年前、男店主は大学生でした。
当時はまだどの街にも小さな本屋さんがあった気がします。
この本との出会いは、当時つき合ってた女の子が住んでいた街の最寄り駅前にある小さな本屋。
ネットも、携帯電話さえ持っていなかった時代、早川義夫の存在を知らなかった僕が感性だけでこの本を選んだのだから、なかなか良いセンスをしています(笑)
CDも本も、ジャケ買い、装丁買いの時代。
あれはあれで感性とか直感力がかなり鍛えられてたんじゃないかと思います。
暇つぶしに買った文庫本に男店主は大きな影響を受け、今でも年に何度かこの本を手に取ります。
当時出会ったものでもう一つ大きな影響を受けたものに、小沢健二のアルバム「犬は吠えるがキャラバンは進む」があります。
二十歳に出会った「ラブ・ゼネレーション」と「犬」。
この二つから受けた影響が、42歳になった僕を今も支えてくれています。
若い人、今出会い影響をうけているものには、これから先もずっと振り回されることになります。
覚悟しておいた方が良いです(笑)
「歌は、歌のないところから聞こえてくる」
「ほんとうは足りないんでなくて、よけいなものが多いのだ」
「何々らしくあるべからず」
新しいことをはじめるとき、物事の本質に触れたいとき、早川義夫の言葉がいつも助けてくれました。
おかげで何度もひねくれ者扱いを受けてきたけど(笑)
ライブハウスで本当の音楽は聞けないし、美術館で本当のアートに触れることは出来ない。
本当の才能は、交わることでなく、はみ出すことにあるのだから、どこまでもはみ出していけばよい。
エキセントリックな外周でありつづけろ。
当時はなんとなく感心して読んでいた言葉が、いまでは自分の言葉に置き換えて話せるようになりました。
はみ出したすべての人たちに読んでもらいたい名筆です。
2015年3月の営業カレンダー
最近は若い20代のお客さんも増えてきてちょっと嬉しいSo-Ra店主です。
20代のコたちのまっすぐな言葉とか、ちいさな野望とか、
時にはちょっとした悩み相談になることもありますが、話を聞かせてもらうのが結構すきです。
本当に「今の若いもんはー」とか思うことなんて全然なくて、
アラフォー店主二人には、よい刺激になったり、学びにもなっています。
いつも付き合ってくれてありがとね。
今月も例にもれず遅くなりましたが、3月の営業カレンダーのご案内です。
2月末からはじまった、moe 展示会「さりげなく 日常の中に」は3月9日(月)までつづきます。
moeさんは広島に帰りましたが、バトンを受け取った店主二人でみなさんをお迎えします。
あ、土、日はかわいい女のコが手伝いに来てくれますよ。
3月28、29日は恒例の「桃ヶ池長屋 春むすび」に参加します。
2012年の秋から、今回でもう6回目の開催です。
阿倍野界隈でもすっかりお馴染みになりましたね。
So-Raはカタルテさんの一角をお借りしての出店です。
▷ むすびの市のHP
So-Raの営業日は、先月より土、日、月曜日の3日間になってます。
30日(月)のみ、臨時休業となります。
お間違えのないよう、ご注意くださいね。
遠方からご来店されて、お店が閉まってたーーーーー
という声をときどきうかがいます。。
営業日以外でも、ご予約下されば いつでもご来店いただけますので
お問い合わせより、お気軽にご連絡ください。
今月もギャラリーSo-Raをよろしくお願いします*
moe ちいさな展示会 ありがとう〜後半へ
◤ さりげなく 日常の中に
moeさんが在廊してくれました
── とても賑やかな前半の展示が終了しました。
楽しそうに、ときには真剣な顔で、作品を選んで下さるお客さまと
まっすぐに気持ちを伝えるmoeさん
大正長屋のSo-Raの空間で、ゆっくりと流れる時間 ༶ ༶ ༶
ありがとうございました*
在廊最終日の夜、彼女のきれいな涙は
その想いとともに、しっかりと受け止めなくてはと思っています。
展示の後半は、3月7~9日(土、日、月)の3日間です。
moeさんから、大切なバトンを受けとった店主二人で
皆様のご来店をお待ちしております。