答えのない世界で生きている
先日、So-Raの営業をちょっとだけサボらせてもらって、福島区にあるS’n緑anさんで開催されていた写真展に行ってきました。So-Raによく遊びに来てくれるpaoくんが所属する写真家集団「PHYSICAL GRAFFITI」が主催するトイカメラ写真のグループ展。「縁」をテーマに個性豊かな写真作品が展示されていました。
思えば、男店主がカメラをはじめたきっかけは20年前に出会ったLOMO LC-Aというトイカメラでした。いまはもうフィルムでは全く撮影しなくなったけど、写真をはじめた頃の自分の姿が重なり、とても心地よい刺激をもらいました。
それにしても、今の若い人たちが僕らがかつて夢中になっていたカメラやフィルム写真に夢中になっているのはちょっと不思議な感覚です。あくまで男店主の体感だけど、40年と37ヶ月ほど生きてきて、あらゆる価値がただ繰り返されているように思います。
ファッションに置き換えれば分かりやすいけど、つい最近までダサいとされていたファッションがいつの間にかイケてるファッションになったりしますよね。そしてそのサイクルがインターネットやスマホの普及でどんどん加速して、流行的なものはまったく意味のない時代にきてる気がします。
それはつまり、答えのない世界に生きてるってこと。
もう誰も何が正しいかって答えを持ち合わせていない時代ですよね。
人によってはそれを面白く感じたり、不安に感じたりするのだろうけど、僕はどちらかというと肯定派です。
だから人の評価を気にするより、自分の好きなことを、やりたいことを全力でやらないともったいないですよね。So-Ra店主が世代やジャンルを越えて、あらゆる人と繋がり、応援したいと思っているのも、人から人へと想いがちゃんと繋がる時代になったと感じているから。
そんな訳で、So-Raという場所を使って展示や面白いことをしてくれる「いい人」募集しています(笑)