接客が上手な人の話
接客が上手な人っていますよね。
先日、梅田にあるカメラ量販店の店員さんがとても聞き上手で、年配のお客さんの話を丁寧に聴きながら、心地よいタイミングで相槌を打ったりしているのをずっと聞き耳を立ててました。
男店主はフリーランスになる前、某林檎コンピュータのカスタマーセンターで働いていて、新人スタッフの対応をずっとモニタリングしながらサポートする仕事をしていました。その時の癖が今でも残っていて、お店での接客対応とかに自然と聞き耳を立ててしまいます。
で、このカメラ量販店の店員さんの接客。
あんまり喋らないし、商品知識を開かすでもない。とにかくお客さんの話をじっくりと聞いてました。
面白かったのが、年配のお客さんが明らかに言葉を間違って使われていて(分かりやすく例えるとパソコンのことのトースターって言い間違えてずっと話している感じ・笑)、でも、この店員さんはその間違いは指摘せず、むしろ歩調を合わせ、その間違った言葉を自分も使ってお客さんに商品のこと説明していました。
これ、男店主が新人スタッフのコにいつも注意していたことなんですよね。
知識があって利口な人ほど、つい人の間違いを指摘したがる。そして人の話を最後まで聞かずに、勝手に自分で纏めてしまったりもします。あれって話してる本人は得意げなんですが、お客さんはきっと気分を害されてますよね。
改めて、よい接客ってお客さんに心地よくたくさん喋ってもらうことなんだよな〜と思いました。接客上手は聞き上手ともいいますもんね。