考え方のちがう人と楽しく仕事をするために店主が心がけていること

どんなお仕事でも意見の食い違うことってありますよね。

どちらも本気であればあるほど衝突も増えたりします。

でも、無関心であるよりずっといいですよね。
多様な意見があることは本当に大切なことだと思っています。

So-Raは作家さんがクライアント、みんな個性の固まりのような人たちです。
多分、普通の仕事の現場より、意見が食い違うことが多いです(笑)
でも、ちいさなことで衝突していたら本当にキリがありませんよね。
互いにつまらないことで消耗しちゃいますから。

So-Ra店主が作家さんとの打ち合わせの時、その人の「根っこの部分」に触れること、理解することを心がけています。
それは、作家さんが見ている風景を共有したいと思っているからです。

どんなお仕事でも一緒だと思うのですが、何か一つ大切なものを共有出来ていれば何とかなるんですよね◎
同じ着地点を目指していれば、そこにたどり着く方法は人それぞれで正解なんてない。
それぞれの立場で最善を尽くせばいいのです。

相手へのリスペクトを忘れずにいれば、意見の相違、価値感の違いは案外簡単に乗り越えられると思ってます。
(結局、うまく行かない時は相手への敬意が失われている時ですよね。)

唐突ですが、店主が20代前半に出会った詩人でフォークシンガーの友部正人の「愛について」の歌詞がとってもいいので紹介します。

父のいない子は、愛について考えつづける
夫のいない母も、愛について考えつづける
愛について考えることで、ふたりはむすばれている

道ばたである日
星のように遠いはずの男とすれ違う
愛のことを考えながら
子と母と、男は道端ですれ違う
星のように遠い場所から
その夜、男は子と母に電話をかける

愛のことを考えながら 子と母は生きていく
愛のことを考えながら 男もまた生きていく
遠く離れた場所にいて
どちらも愛について考える

愛について考えることで、それぞれの人生が繋がっている、そんな情景を歌ってます。

お仕事も一緒ですよね。
大切な想いを共有しながら、別々の場所を歩いているんですよ。

そう考えると、作家とギャラリーとの関係は、ちょっと夫婦や家族にも似てるなと思いました(笑)

 

2015-12-17 | Posted in 日々のこと、So-Raの根っこ |Tag: Comments Closed 

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