二人展「むきあう」作品紹介「イマナミナナミ、こちらを見つめる赤ずきんちゃんの瞳」
二人展「むきあう」はこの一枚の絵からはじまりました。
イマナミナナミさんの作品「見つめて」。
こちらを見つめる赤ずきんちゃんの目にSo-Ra店主は激しく心を揺さぶられたのでした。この絵から言葉を紡ぎ、「むきあう」という展示コンセプトが生まれました。
今回の展示は二人の作家同士がむきあうことはもちろん、作品を見てくださるお客さん、そして自分自身の内面とも”むきあう”ことをテーマとしています。
二人展「むきあう」でのナナミさんの作品は、”今、自分が描きたいもの”を素直にキャンバスに込めています。一つ一つの絵にはちいさな物語があります。会期中の土日はナナミさんも在廊してくださっていますので、作家自身の言葉で語られる物語に耳を傾けてみてください。
今回の作品の中から、3枚をピックアップして紹介します。
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◤ イマナミナナミ「見つめて」 / 8,000円
昼に狼と赤ずきんちゃんがデートしているイメージの作品。対になる夜をイメージした「密会」という作品もあります。なんど観ても赤ずきんちゃんの瞳に引き込まれてしまいそうになります。。
川上弘美さんの短編「離さない」から着想を得た作品だそうです。一匹の人魚を巡って二人の男女の実生活が崩壊するほどその人魚に魅了されてしまう、、、可愛らしくも妖しい魅力をもった人魚をナナミさんならではの色彩で表現されています。こちらも瞳がとても印象的な作品ですね。
ペンギンの脚の間に入りたい欲望をそのまま絵にしたそうです(笑)この絵はポストカードも大人気です◎
いかにもインスタ映えしそうな、おおきな鏡の作品。
ナナミさんの作品に世界に迷い込んで、狼にかじられてくださ〜い!!
こちらは今回の展示で初お披露目の「缶ミラー」。絵柄は二種類、裏側が鏡になっています。アンティークボタンを使った特製のポーチに入ってます。