価値とはつまり心の揺れのようなもの

So-Ra店主が仕事で使っているEvernoteっていうウェブサービスの有料サービスが値上がりしたんですね。

Evernoteは簡単に言うとノートをとるように色んな情報やデーターをストックできるサービスで、PCやスマホなど、どの端末からもアクセスできてとっても使い勝手が良いんです。

基本、無料でも使えるサービスなんですが、So-Ra店主は随分前から有料プランに加入していました。写真データーを大量に扱うので、有料プランの方が作業効率が良かったんです。

So-Ra店主が利用してるプランは年間で2,000円→3,100円になりました。

それでも全然気にせずにこれからも使い続けますし、個人的には多分年間10,000円くらいに値上がりしても決して「高い」とは思わないです。そのくらいEvernoteはSo-Ra店主にとってはなくてはならない価値のあるツールになっています。

夜廻り猫」という漫画の単行本を買いました。

ひとり心で泣く人に寄り添う猫、遠藤平蔵さんのお話しで2015年頃からTwitterで毎夜一話づつ更新されていた8コマ漫画です。読むともう涙腺が崩壊しちゃって店主の日々の癒しにもなっています。

Twitterをやっていて猫好きの人なら多分、皆さん知っていますよね?

この漫画、アーカイブをネットで探せば無料で見れなくはないのですが、たくさんの人の共感をよんで先ほど単行本化されました。もちろんSo-Ra店主も予約して購入しました◎

無料で見れちゃうものを、お金を出してまで購入する。
それだけの魅力が「夜廻り猫」にはあったということですよね。

自営業をしていると「モノの価値」ということをしょっちゅう考えます。
この商品やサービスの適正な価格は幾らだろうか、自分ならどれだけの金額までなら出せるかな、ということをごく自然に考えることがもう習慣になっています。

ところで、So-Raで展示をして下さる作家さんの作品は世間の流れに反してかなり高額なものばかりなので、お客さまにその価格が適正であると感じてもらうのに苦慮することが結構あります。

だから先ず作品の価値をSo-Ra店主自身がしっかりと理解していなければいけないんですよね。作品をはじめて見たとき、手にしたときの心の揺れなんかを、ちゃんと言葉にしてお客さまに伝えないと、本当に「もうなんでこの値段なの?」って顔をされることがあるんです。

So-Raでは作家さんとの打ち合わせが多いのも、実は自分たちの心の揺れを感じるためでもあるんですね。だから作家さんの言葉はいつもたくさん聞かせて欲しいと思っています。大切なことほどなかなか上手には伝えられなくてもどかしくもなりますが、人に話すことでこれまで見えなかった自分の価値に出会えることもありますよ。

そんな訳で、最後はやっぱり作家募集の告知です。

「自分の作品の価値って何だろう?」
So-Raではそんなことを常に作家と考えていきたいと思っています。

ギャラリーSo-Raの展示作家募集 -いい人待ってます
変な言い方ですが、So-Raで展示をしてくれる作家さんてみんな「いい人」なんですよね。だから、店主二人も無条件で応援したくなる。So-Raに来て下さるお客さまもきっとそう。作品が素晴らしいとか、クオリティが...

 

2016-07-02 | Posted in 日々のこと、So-Raの根っこ |Tag: Comments Closed 

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