9月のカルテット紹介 vol.4「松岡文、少しづつ変化しながらひろがる唯一の世界観」
4人のイラスト作家のリーダー的存在として、9月のカルテットの打ち合わせ〜会期中、いつも和やかな空気をつくってくださっている松岡文さん。思えばSo-Ra店主とはもう10年以上のお付き合いとなります。本当に月日が経つのは早いですね、文さん。ご縁があって、ずっと変わらず一緒にお仕事ができていること、とても嬉しく思っています。
そんな文さんの作品、今回は若い3人のイラスト作家さんたちに刺激を受けてか、結構攻めてる感じがしているのはSo-Ra店主だけではないはず、、、
若い作家さんたちの作品に「みんなナイス!」という気持ちを入れて描かれたという一枚。同じポージングの立体と並んでいます。
つけペンに万年筆用の「月夜」という名の青いインクで描かれた作品はどれも印象的です。夜の静けさや、ちょっとノスタルジックな気分を感じさせてくれます。これらの作品は売約済みとなりました。
こちらも青いインクで描かれたはばたくフクロウさん。珍しく擬人化ではない作品、衝動的に描かれた一枚だそうです。
文さんの新機軸を感じさせるこれまでにないタッチの作品。みんなを惑わすホテルの美女スタッフ、自分が可愛いと分かっていないとできないポーズ。
男前なラマの仲良しトリオ、今回の展示でも特別なオーラを放っている一枚です。
◤ 絵巻物 とある日のSEPTEMBER HOTEL / 1,500円
文さんの絵本は絵巻物「とある日のSEPTEMBER HOTEL」。
2月にSo-Raで開催していただいた個展「SEPTEMBER HOTEL」の番外編、朝から晩までの時間軸にそって謎の多い登場人物たちの1日を覗き見している気分に、、、とてもとても長い絵巻物になりました。キャプションを読みながら、じっくりとお楽しみください。
So-Raの看板猫チャー坊も運転手として登場するSEPTEMBER HOTEL、今後もどんなスピンオフ的ストーリーが飛び出すか楽しみです。
文さんのもう一つの魅力はこのイラストから飛び出した立体作品、今回も魅力的なコたちが揃っています♪
(並べて撮影するのがいつも楽しい。。)
So-Raのお客さまにすっかりお馴染みの松岡文さん。上の写真は9月のカルテットでの擬人化似顔絵のイベントの様子。好きな動物に寄せて描く似顔絵も文さんならではの世界観。今回も素敵な似顔絵がたくさん生まれました。
10年以上の作家活動の中で、少しづつ変化しながらひろがりをみせてくれる松岡文さんの世界観、ぜひじっくりとご覧ください。9月のカルテット最終週は10月1日(日)、2日(月)と在廊してくださいます。