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無農薬の梅で作った梅シロップ
もう夏ってことでいいんじゃないかと思った5月下旬。
アスファルトの照り返しが眩しく感じました。。。
長屋独特の涼しい風が通り抜け、So-Raの夏はとても快適です。
女店主の手づくりシロップを使った冷たい飲み物もご用意してます。
この夏のおすすめは自然栽培で育てられた、無農薬の梅で作った梅シロップ。
無農薬の梅は、あたりきしゃりき堂さんから昨年譲って頂いたもの。
あたりきしゃりき堂さんはSo-Raから徒歩5分、阿倍王子神社の並びにあります。
昔なつかしい、素朴な味のドーナツが美味しいです。
店主さんは「梅あそびいこら」という会に参加され、梅の魅力を伝える活動もされています。
ほぼ一年寝かした梅シロップは琥珀色に、味はとってもまろやかに仕上がりました。
すっきりとソーダ割りも良いですが、So-Raのオススメは「水割り」
熟成した梅シロップのコクをより美味しく味わえます◎
ぜひSo-Raでご賞味ください!
LA BAUMEの編み上げシューズ
良いものを、長く使いたい派です。
特に靴やカバンは、シンプルでデザインの良いものを長く使いたい。
なので使いこむほどアジが出るものが好きです。
男店主は以前、靴屋で働いていました。
なので靴には並々ならぬこだわりがあります。
20年前にあつらえた特注のトリッカーズのカントリーシューズは今も現役。
いい靴、特にハンドメイドのものは本当に長く付き合えます。
【LA BAUME・編み上げシューズ サイズ23〜24.5cmまで 29,160yen】
LA BAUME(ラ・ボーム)のレディースの編み上げシューズ。
女店主も愛用している、お気に入りの一足です。
ポーランドで、女性職人が「一本の革ひも」を編み上げ、作られています。
高品質のヌメ革は、ナチュラルな風合いと、革本来の豊かな表情の変化が特徴。
こんなきれいなナチュラル色が、一年ほど履き込むと、、、、
こちらが、女店主が一年ほど履き込んだものです。
特別なお手いれをしなくても、こんなきれいなアメ色に育ちました。
最初は少し硬かった革も、履くたびに足のカタチに沿って馴染んできて、今ではスニーカーのように「とても歩きやすい靴」です*
ヌメ革の自然な色合いは、スタイルを選ばずどんな服装にも合わせやすいですよ。
靴底はビルケンタイプなので交換可能なのも◎
とても高い技術が必要とされる編み上げの靴。
この靴を作れるのは、ポーランドの工房でもたった一人の女性職人だけだそうです。
”長く付き合える靴、愛着の湧く一足”
是非、So-Raでご試着下さい!
ねこさまと暮らす 〜そらのこと〜
店主二人はねこ依存症です。
男店主はかつては犬派でしたが、ある一匹のねこさまと出会ってから猫の下僕になりました(笑)
その猫の名前は”そら”
里親募集で出会った、立ち耳スコティッシュの男の子です。
女店主に無理やり連れていかれたお見合いの場。
面会するなり、男店主の足下に身体を擦り付け、ごろごろと喉を鳴らす丸顔の猫。
「ぼくを連れて帰ってくれ〜頼んます!!」
無垢なまあるい目がそう訴えている気がして、その場で引き取ることに決めました。
思いがけずはじまった”ねこさま”との暮らし。
だけど楽しいことばかりでありませんでした。。。
生まれつき身体が弱く、先天的な内臓疾患もあり、家に来てからは病院通いの日々。
本人が一番しんどくて辛かったと思いますが、検診してくれる先生にもごろごろと喉を鳴らして愛嬌をふりまくコでした(笑)
何度か危機的な状況を乗り越えてくれて、身体も大きくなり(それでも小柄やったけど)、背の高い本棚の上にもジャンプ出来るほど元気に成長してくれました。
いつも店主二人の後ろをついて歩き、二人揃ってないと不機嫌になって大きな声で文句を垂れる。
仕事中は大好きな本棚の上から二人を見下ろし、現場監督気取り。
水を飲むときはなぜか手を使い、周りを水浸しにしてめっちゃ得意げな顔(笑)
もう大丈夫やわと安心した矢先、突然の別れが待っていました。
生まれつき弱かった腎臓が限界に達し、2週間つきっきりの看病も報われず、、、
2011年の夏、そらは虹の橋を渡りました。
家に来て4年とちょっと、4歳8ヶ月でした。
最期は二人の手の中で安らな顔で逝ってくれたのが何よりの救いでした。
この「場所」をはじめるときに、感謝の気持ちを込めて「So-Ra」という名前をもらうことにしました。
そらが私たちの側に居たときのように、日常で「そら」と口にできること。
幸せなことだなぁと思います。
この場所で過ごす瞬間が、私たちがそらと過ごした日々のように、誰かの記憶の中で大切な時間となりますように。
まだまだ力足らずだけど、時間をかけて、So-Raという場所を育てていきたいと思っています。