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2015年6月の営業カレンダー
「歌をいろどる原画展」おわりました。
ご来店下さった皆さま、ありがとうございました。
まつしたゆうりさんの原画の一部は、So-Raの一階で展示しています。
好評だった「はねずの乙女」にまた会いにいらして下さい。
気がついたら6月がはじまっていました!
六月は峠の茶屋、前半は少しゆっくりと営業したいと思っています。
常設の作家、ブランドの新作も色々と入荷しているので、また少しづつ紹介していければ。
この暑さにも身体を慣らしていこう。
6月後半より、展示がはじまります。
20日から、アトリエ・モーリットさんのワークショップ&ちいさな作品展。
27日から、いにま陶房さんのちいさな展示会。
どちらもSo-Raでははじめましての作家さんです。
6月もギャラリーSo-Raをよろしくお願いします。
So-Raの根っこ、すべてはいい笑顔のために
「歌をいろどる原画展」でもお世話になっているイラストレーターの松岡文さん。
So-Ra店主二人とはもう10年以上のお付き合いになります。
以前のブログでもちらりと触れましたが、So-Raの前身はアンティークのカメラ屋。
そのHPのイラストを文さんに描いてもらってました。
店主も懐かしいので、当時のイラストをちょっとだけ紹介。
お店の名前は「Hot-Air Balloon」。
人の熱を集めて上昇する(でも行先は風任せ)熱気球をイメージして名付けました。
お店では、古いポラロイドカメラ、ヨーロッパの珍しいカメラやトイカメラを取り扱っていました。
そこに、ハンドメイドの作家さんらと一緒に企画したオリジナル商品、そして店主が作るカメラストラップなど、気がつけばカメラ以外の商品が中心に(笑)
そして3ヶ月に一度、店主企画のイベントを開催していました。
毎回、たくさんの作家さん、知人、友人、時にはお客さまにも参加してもらってました。
これが本当に楽しかった!!
中崎町、南船場、神戸元町などのギャラリーや雑貨店の一角をお借りしてのイベント。
バリスタとパティシエの友人にも毎回参加してもらって、イベント内容に合わせたオリジナルメニューを考えてもらってました。
で、イベントが終るとイベント模様を紹介する動画を作成してました。
これはいつかのイベントの様子、、、、
8〜9年前の店主二人も写ってます(笑)
本当にいつもたくさんのお客さまがご来店くださってました。
いまこれだけの人が集まる展示やイベントってあまり見かけないなーと思います。
(当時はまだイベント自体が少なかったので、当然ですが。)
文さんと会って話すと、時々、当時の話で盛り上がります。
そして、お互い、見た目は歳をとったけど、やっていること、面白がっていることの本質は全然変わってないことに気がつきます。
「すべてはいい笑顔のために」
店主も、作家も、お客さまも、みんながいい笑顔でいる場所と時間をつくりたい。
これからもずっと忘れずに、自分たちの原点として心に留めておきたいと思っています。
長く一緒に仕事している仲間がいるってありがたいわ。
大正長屋で万葉集の歌人と出会い、たそがれてみる
暑いです。。。
でも安心してください☺︎
大正長屋のSo-Raは心地良い風が通り抜けます。
体感気温は、外に比べマイナス3度くらいな感じです、ホントに。
猛暑でもないかぎりエアコンがなくても全然平気な快適さです◎
先週からはじまった よみたい万葉集 出版記念「歌をいろどる原画展」。
その楽しみかたを、So-Ra店主の独断と偏見を交えて紹介します。
今回の展示は、入り口での「あなたの歌人探し」からはじまります。
先ずはSo-Raの2階入り口の壁に貼ってある質問チャートに答えて、「あなたの歌人カード」を一枚選んでください。
ちなみに店主二人は揃って仲良く「大伴家持」です。。
今回の展示では、”歌人ごと”に「絵と歌」で紹介しています。
先ほどのチャートで見つけた「あなたの歌人」から見ていただくのもよし。
展示の順番にじっくりと歌人に触れていただくのもまたよしです。
◤ まつしたゆうり 書き下ろし原画 ・27,500円(税込)
So-Raの2階ギャラリースペースは2部屋にわかれています。
先ずは手前の部屋の展示風景。
上の写真の奥で存在をはなっているまつしたゆうりさんの原画は、「坂上郎女(さかのうえのいらつめ)」の歌に添えたもの。
今回の展示のための書き下ろし原画で販売もしています。
ゆうりさんらしい、繊細で、水彩のグラデーションが美しい作品。
店主も毎日、この絵にみとれています。。。
2階ギャラリースペース、奥の部屋はこんな感じ。
こちらでも歌人ごとに絵と歌を紹介してます。
「よみたい万葉集」の表紙絵や、DMにも使用されてた原画も見ていただけます。
はい、今回の展示の「たそがれポイント」はここです。
歌人は「大伴旅人(おおとものたびと)」です。
床に座り、ゆっくり、ゆうりさんの絵と、旅人さんの歌の世界に酔いしれてください。
見上げると、万葉集一のスター「柿本人麻呂」のコーナーもあります*
So-Raは床に座ってもらったり、寝転がって作品を見ていただいてもOKです!
でも、他のお客さまにはご配慮くださいね。
窓辺はゆうりさんの”鳥愛”を感じさせてくれる絵を中心にまとめてます。
ここも今回の展示のおすすめポイント。
こちらは販売用の書き下ろし原画3点。
万葉時代の文様を、東欧テイストな色合いで描かれています。
15cm×15cmの額入りで、部屋に飾りやすいサイズ感です。
松岡文さんと、まつしたゆうりさんの似顔絵ペイントも随時 受け付けています。
お二人か、So-Ra店主にお気軽にお声がけください。
詳細は下記ブログをご確認ください。
/ よみたい万葉集の著者二人が、あなたの似顔絵を素敵に描きます
1階のソファー席の横の小さな展示スペースもお見逃しなく!
ここでは歌の「遣(や)り取り」について触れてます。
という訳で、「歌をいろどる原画展」の展示風景をざっくりと紹介しました。
今回の展示では「絵と歌」が対になっていますので、見所たくさん、皆さんじっくりと観賞して下さってます。
万葉集ビギナーの方はもちろん、中級者の方にも楽しんでいただける内容になっていると思います。
著者のお三方もそれぞれに在廊して下さってますので、気軽に声をかけてみてくださいね。
現場からは以上です。